犬も冷房病になる!症状は?冷房病の予防や対策は?

最新記事
-
夏はワンちゃん達にとってもつらい時期ですよね。
ペットがいるお家は夏のあいだじゅう冷房をつけっぱなしというご家庭も多いのではないでしょうか。
その時設定温度は何度にしてますか?
暑い時はつい23、4度にしてしまっていませんか?
実はそれではワンちゃんたちには寒すぎです。
ワンちゃんが冷房病になっていないかチェックし、具合が悪そうなら環境を変えてあげましょう!
犬の冷房病の症状は?
ワンちゃんの冷房病の初期症状は、風邪をひいた時の症状と似ています。
まず、乾いた咳が出たりくしゃみを何度もする、鼻水が出るなどの症状が出ます。
ですがこれが進行してくるとゼイゼイと呼吸が苦しそうになってきたり、お腹が冷えて下痢になったり、しまいには何度も嘔吐したりするようになります。
もちろん食欲も落ちてきます。
「風邪かな?」と思った段階で冷房病についても疑ったほうがいいかもしれません。
ひどい場合にはすぐに病院に連れて行ってあげてください。
犬が冷房病にならないための対策は?
クーラーは28度設定にする
28度だと人間にとっては結構暑く感じる温度かもしれません。
しかし、ワンちゃんは人間よりも床に近い生活をしているので、冷たい冷房の空気が下に溜まったり、冷たいフローリングでワンちゃんが冷えてしまうことがあります。
少し温度は高めですが、冷房に加えて扇風機やひんやりグッズと併用するのがちょうどよさそうです。
また、冷房よりもドライを使うほうがいいという意見もあります。
ベッタリとした湿気がなくなるだけでもかなり過ごしやすくなると思いますが、冷えすぎたり乾燥しすぎてしまうこともあります。
湿度は50~60度くらいに保てるよう切り替えながら使うといいでしょう。
ひんやりグッズを使う
ペット用のアルミマットなどを引いてあげることで、ワンちゃんたちはかなり快適に過ごせるようになります。
特に夜寝る時、あまり暑くて寝苦しいとよく眠れずに疲れが取れず体調を崩したり熱中症になりやすくなってしまいます。
人間と同じですね。
冷感マット以外にもひんやりするベッドなどもあるので、用意してあげると冷房病にもなりにくくエコですよ。
サマーカットにする
やはりワンちゃんは毛がありますから、余計に人間より暑さに弱いですよね。
そこでやはり夏は毛を短く切ってあげたほうがワンちゃんたちも少しは涼しくなりますよ!
犬種にもよりますが、かわいいカットなどもたくさんあるのでトリマーさんに相談してみるといいでしょう。
たくさん運動をする
やはり健康のためにはたくさん運動をして汗をかくことも大切です。
暑いからといってお散歩をしないでいると、体力が落ちて夏バテしやすくなったり汗がかけなくなって熱中症になってしまったりします。
普段からしっかり汗をかくことで体温が調節できるようにしておかないといけません。
昼間の暑い時間を避け、たくさんお水を飲ませてあげながらお散歩しましょう。
夕方もなかなか気温が下がらないので、朝のお散歩がおすすめですよ!
そして夜はしっかり疲れを取るために冷感マットなどを敷いてよく眠れるようにしてあげましょう。
おさらい
それでは、今回の内容をまとめておきますね。
【犬の冷房病の症状とは?】
- 風邪のような咳、クシャミ
- ゼイゼイと苦しそうな呼吸
- 食欲不振
- 下痢
- 嘔吐
ひどくなってしまった時は早めにお医者さんに診てもらうべき
【ワンちゃんのための冷房病対策】
- 冷房は26~28度に設定する
- 扇風機やひんやりグッズを使う
- サマーカットにする
- お散歩にもちゃんと連れて行く
クーラーの冷気は下にたまるので、床に近いワンちゃんが寒くないかチェックする
夜はしっかり寝て疲れが取れるように気をつけてあげる
ワンちゃんたちの温度管理はなかなか難しいですが、冷房の温度が高すぎるよりも低すぎるほうが体調を崩すワンちゃんが多いそうです。
とはいえ28度は人間にはちょっと暑すぎるような気がします。。。
こちらが熱中症にならないようにお気をつけないといけませんね!