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子供の「見て見て」の心理とは?イライラしてしまう…対応は?

 
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専業主婦、一児の母。 きれいはもちろん、強くてかっこいい女性に憧れを抱いています。 「紅の豚」のマダムジーナみたいになりたい。

我が家の娘も3歳になりました。

ここ最近になって「ママ見て!見て!」という言葉がすごくて、遊んでいるおもちゃを見せたがったり自分の姿を見てもらいたいアピールをしてきます。

料理をしていても掃除をしていても、ママ友や主人と話しているとき、電話をしているときでさえ「見て!こっち見て!」と言ってきます。

正直「うるさい!!!」と言いたい気持ちをぐっと堪えています。

でも子供の「見て見て」は絶対に通過しなければならないことだと思うんですが、一体どういう意味があるの?

どういう心理なんだろう?

…と疑問に思ったので調べてみました。

子供の「見て見て」の心理とは?

子供の「見て見て」には潜在的に安心感を得たいとか愛されている実感を得たいという本能的な心理があるようです。

親が「ほんとだね!すごいね!」と共感してくれることで自分の意見はママと一緒だ、と嬉しくなって安心します。

大人の私達だって「これすごくおいしいね!」と言ったのに、他の家族全員が「こんなまずいものは初めて食べた」と言っていたら不安になりますよね?

「あれ?もしかして私って味覚障害?なにか病気かな!?」と思うでしょう。

受け入れてもらうことで自分の存在を認められた気持ちになるのは子供も同じようです。

また、親が自分の話を聞いて微笑んでくれるだけでしっかりと愛情を確認しています。

これを何回も繰り返すことで「自分は愛されている。大切な存在である」ということを感じ取っていくんですね。

なのでこの「見て見て攻撃」はすごく大事な成長過程なのです。

愛情が足りてないから何度も言うわけではない

先程「愛情を感じたいから『見て見て』を繰り返す」と書きましたが、何度も言われると「愛情が足りてないから繰り返すのかな!?」と心配になってしまいますよね。

実際私もそうでした。

適当に受け流しているから子供が満足しないのでは…?と思ったり。

でも決してそうではありません。

愛情が足りてない子供は怒られるようなことをして親の気を引こうとします。

本能的な承認欲求で、ママがそばにいること、愛してくれていることの確認みたいなものなので深く悩む必要はありません。

イライラしてしまうときの対応は?

とはいってもこう何度も何度も言われるとイライラしてしまうことも多いですよね。

「見てるよ~」と答えても「見て見て」と畳み掛けてきたり。

1分に3回は「見て見て」…今は少しマシになりましたが。

「見てるってば!」「うるさいなぁ!」と言ってしまったこともあります…(汗)

相手をするだけでもこっちも疲れてしまうんですよね。

ではそういうときにはどう対応してあげればいいでしょうか?

3つの言葉で子供は満足する

そんなときは「すごいね」「えらいね」「ほんとだね」の3つの言葉を使って答えてあげましょう。

余裕があるときは目を見て笑顔で「自分で作ったの?すごいね!」とちょっとオーバーに。

イライラしてしまうときは「わ~ほんとだね!」と一言言ってあげるだけでもいいんです。

気持ちがこもっていなくても「うるさい!」と突き放してしまうよりは全然いいでしょう。

私も忙しいときは一瞬だけニコっと笑って「わ!すごい!」というような感じに心がけています。

それでも変わらずに見て見て攻撃してくることもありますし、一旦区切りがついて一人遊びに戻っていくこともあります。

たまにテレビなどを見ていて「見てママ!!」と言われて間に合わなくて、「ママが見てくれなかったから終わっちゃったー」と恨みがましく言われるときもありますが(^^;)

そういうときがたまにはあっても仕方がないと思います。

とにかく私自身がイライラしないように受け流すことも時には必要、と思って対応しています。

信頼する親にだけ

でもこの見て見て攻撃、子供も人を選んで言っているようです。

よっぽど人懐っこい子以外初めての人に「見て見て!」とは言わないでしょう。

つまり子供ながらに「この人なら受け入れてくれる」「信頼できる」という人を選んで言ってくるんです。

子供が見て見てとうるさいほど信頼されているし、子供からの愛情がある証拠ですよ!

ピークは大変だけどいずれは落ち着く

ピークは本当に大変ですよね。

一日一緒にいたら頭がおかしくなってしまいそうになります。

ですが子供はだんだん大きくなっていくもので、いずれは程度も減ってくるでしょう。

なので親が「見て見て」に応えようと頑張りすぎて疲れてしまって爆発してしまい、結局自己嫌悪に陥ったりしてしまっては子供にとっても親にとっても良くないと思います。

子供は「すごいね!」と一言言ってあげるだけでも満足するので、余裕のないときは簡単に受け流すことも大切です。

ピークの時期を上手に乗り越えましょう。

おさらい

それでは子供の「見て見て」について最後にまとめておきます。

子供が「見て見て」と言ってくるのは、安心や親からの愛情を感じたいという本能

何度も繰り返すのは愛情不足なのではなく、繰り返すことで愛情を確かめて自分が愛されている存在だと確信していく


「すごいね」「えらいね」「ほんとだね」という3つの言葉を使って子供の「見て見て」に対応してあげる

この言葉を言ってあげるだけで子供は満足するので、いらいらしてしまうときは軽く受け流すことも大事

子供は信頼している人にだけ「見て見て」と言ってくるので、言われるほど信頼されてるし子供からの愛情がある証拠


ピークは大変だがいずれは落ち着いていくもの

親がイライラしないように頑張りすぎないことも大切

小学生になっても高校生になっても、程度は変われど子供はいつまでも親には見ていてもらいたいし認めてもらいたいもの。

反抗期なんかもそういった承認欲求の裏返しなのかもしれませんね。

大きくなっても「すごいね」「えらいね」「ほんとだね」の3つの言葉で子供に愛情を示してあげることが必要なのだと思います。

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専業主婦、一児の母。 きれいはもちろん、強くてかっこいい女性に憧れを抱いています。 「紅の豚」のマダムジーナみたいになりたい。
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