マインドフルネス、子供向けにやるのがすごくいいらしい!効果は?方法は?

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マインドフルネスは経験されたことはありますか?
私も何度か試し程度ですがやってみたことがあります。
マインドフルネスをやると頭がクリアになったり実力以上の力を発揮できたりいいことばかりだと聞きます。
それならば子供と一緒にできないか?いつ頃からできるのか、どんな効果があるか?ということで、調べたことをご紹介していきたいと思います。
子供にもマインドフルネスは効果がある!
大人では取り入れている人も増えてきているマインドフルネスですが、実は子供にも同じように効果があります。
子供もマインドフルネスを実践することでストレスが緩和される、感情が安定する、他人に振り回されることなくしっかりと自分を確立できるなどメリットがたくさんあります。
子供とはいえ園や学校での集団生活、家庭の中でもストレスを感じることがあるでしょう。
でもそれをうまく表せないし解消方法もまだ分からないので、親や兄弟に当たり散らしたり落ち込んだり、感情のコントロールができなくなってしまうことも。
そういうときに子供の時からマインドフルネスを習慣化することでもっと子ども自身が生きやすく楽しい毎日を送ることができるんです。
そうなれば親としても安心ですし楽ですよね!
実はアメリカ、イギリス、オーストラリアなどではもうすでに学校で実践しているんだそうです。
3歳頃から始めるのが良い
何事も小さいうちから習慣化させるといいですが、マインドフルネスも早ければ早いほどいいようです。
海外で実践している学校では、3歳か4歳ごろからすでに始めているんだとか。
我が家の娘は今年4歳ですが、ご飯のときもじっとしてられないのにほんとにできるの!?と少々疑問ですが…。
何回も繰り返していくうちにだんだんできるようになるんだそうです。
そうして静かに座っている訓練というだけでも日常生活で役に立ちそうですね。
もちろん小学生や中学生から始めるのもとてもいいことです。
どうせなら私も学生時代にマインドフルネスを知りたかったと思うくらいです。
子供がマインドフルネスをすることのメリットは?
子供の好奇心を活性化させる
子供はただでさえ好奇心の塊ですが、この「好奇心」というのはすごく大切なものです。
「あれはなんだろう?」「どうなっているんだろう?」と思って調べることでどんどん知識を吸収して頭が良くなります。
好奇心は大人になるにつれ少しずつ薄れてしまい、子供のような好奇心を持つ大人は少ないような気がしますが、注目されている企業の社長さんはすごく好奇心が豊かな方が多いと思いませんか?
これからの世の中はそういった人たちがトップに立っていく時代になって行くんじゃないでしょうか。
好奇心を保っていくためには子供のうちからマインドフルネスを習慣化して続けることが効果的です。
集中力を養う
マインドフルネスや瞑想はまず自分の呼吸に集中することから始めます。
続けていくことで自然と集中力が付くので、ざわめいている教室でも集中できたりスポーツで緊張に負けずに実力を発揮できたりするようになります。
よく「ゾーンに入る」と言いますが、いざというときに自分の力を120%出せたらいいですよね。
集中力は生活の中でとても役に立つでしょう。
感情のコントロールができるようになる
マインドフルネスでは自分の気持ちや今の状況を客観的に見ていきます。
なので例えばすごく悲しいことがあったときに、「どうして自分は悲しいのか」をまるで他人事のようにして観察し、いつのまにか「悲しみ」という感情が自分から切り離されていることを知るようになります。
そうやって感情のコントロールを学んでいくのです。
私ももう怒りたくないのにイライラが収まらないときがありますが、そのときにマインドフルネスを使って「怒り」をコントロールできるようになれたら、自分の精神衛生度がすごく向上すると思うんですよね。
もちろん様々な感情を思いっきり感じることも子供には大切ですが、コントロールする方法を知っておけばもっと生きやすくなるのではないでしょうか。
マインドフルネスを子供にやる方法とは?
では肝心の方法をお教えしていきたいと思います。
呼吸の方法①
マインドフルネスの基本の呼吸。
大きなお子さんに呼吸方法を教えるのはそんなに難しくないかもしれませんが、小さい子供は楽しくないとやってくれません。
そこで、寝っ転がってお腹にぬいぐるみを置いてあげる方法があります。
子供のお気に入りのおもちゃでもいいと思います。
そして呼吸をしたときにぬいぐるみが上下するのを一緒に見て、吸うと上がる、吐くと下がるというのを教えてあげましょう。
4つ数える間に鼻から吸い、3つ数える間息を止め、そしてゆっくり口から吐きます。
隣で一緒に寝転がって、ママのお腹にもぬいぐるみを乗せて「吸って~、吐いて~」とやってあげるといいですね。
夜寝る前、ベッドでやればそのまま眠ってしまうかもしれません。
この呼吸を身につけるだけでも落ち着いてリラックスできるようになります。
あまり長い時間でなくていいので、お子さんの様子を見てやるようにしてください。
呼吸の方法②
子供と二人で床に座ります。
子供にカエルのお腹をイメージさせます。
カエルのお腹が呼吸のたびに大きくなったり小さくなったりするのイメージして一緒に呼吸をしてみましょう。
(カエルでなくてもお腹が上下するのがイメージしやすいものがあればそれでもかまいません。ちょうどいい動画がないか探してみましたが、カエルだとちょっと気持ち悪かったので…やめておきます。)
それを何度か繰り返し、深呼吸の仕方を覚えていきます。
子供をスーパーヒーローにしてあげる
まず子供に目を閉じてもらいます。
そして子供に「今からあなたはスーパーマンだよ!」といって魔法をかけてあげます。
仮面ライダーでもなんでもいいです。子供の好きなキャラクターで。
女の子ならプリンセスでもいいでしょう。
そのヒーローはとても耳が良くて感覚が研ぎ澄まされています。
目を閉じて5分間静かに回りの音を観察して、とても小さな音にも反応できるように意識させましょう。
自分の中のお天気を教えてもらう
子供にリラックスして座ってもらい、軽く目を閉じてもらいます。
それから今子供の中のお天気を聞いてみます。
「今〇〇ちゃんの中のお天気は何かな?お天気かな?雨かな?雪かな?それとも曇りかな?」
というような感じで、小さな子供にはイメージしやすいように誘導してあげてください。
もしかしたらすごく怒っているときは雷のときもあるかもしれません。
お天気でも雲のが多いのか、青空が見えているのか、聞いてみてください。
これをやることで子供が今どんな気持ちでいるのかがなんとなくわかると思います。
お天気なら気分がよく、雨なら悲しいことがあったのかもしれません。
また子供自身も自分の感情を観察する練習になります。
お悩みBOX
一つ箱を用意します。
大きさはどんなものでも構いません。ダンボールでも、お菓子の空き缶でもなんでもOKです。
子供と一緒にその箱を素敵にデコってください。
その箱はお悩みBOXとします。
夜、お布団に入る前に子供に「今なにか困っていることはある?心配なことはある?」と聞いてみてください。
もし何かあったら一通りその話を聞いたあと、その悩みを箱に入れる仕草をします。
そして箱の蓋をしっかり締めて部屋のどこかに置きます。
最後に子供に「もう心配事はあの箱に入ってるから大丈夫だよ!」と教えてあげましょう。
そうすると子供はもう悩みが自分の中にはないことを知って安心するでしょう。
おさらい
それでは、子供のマインドフルネスについての内容をまとめておきます。
子供にもマインドフルネスは効果的
- ストレスの緩和
- 感情の安定
- 自分自身の確率
3~4歳頃から始めるのがベストだが、早ければ早く始めるほどよい
子供がマインドフルネスをすることのメリットは?
- 子供の好奇心を活性化させる
- 集中力を養う
- 感情のコントロールができるようになる
子供にマインドフルネスをやってあげる方法
- ぬいぐるみの呼吸法
- カエルのお腹の呼吸法
- スーパーヒーローになる魔法
- 自分の中のお天気
- お悩みBOX
子供にマインドフルネスを教えることはすごくメリットが大きいと私も感じました。
まだ幼い子供がちゃんとできるようになるまでにはなかなか根気がいりそうですが、子供のためを考えたら習慣化させてあげたいですね。
最後にこの本がとても参考になりそうなのでご紹介します。
親と子どものためのマインドフルネス 1日3分!「くらべない子育て」でクリエイティブな脳 /サンガ/エリ-ン・スネル by カエレバ 世界でも幸福度の高いオランダ発の子供のためのマインドフルネスの本です。
アメリカやフランス、イギリス、ドイツ、デンマークなど、教育先進国と言われる国でベストセラーになっている初心者向けのマインドフルネスの本です。
子供に対してどうやってマインドフルネスを教えていくかという参考になります。
ご興味ある方はぜひ!