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アルコール消毒と手洗いの順番は?消毒だけでは効果はないの?

2020/04/05
 
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専業主婦、一児の母。 きれいはもちろん、強くてかっこいい女性に憧れを抱いています。 「紅の豚」のマダムジーナみたいになりたい。

外出先などではお店の入り口にアルコール消毒が置かれていたり、トイレの手洗い場にハンドソープと消毒が置かれているところがありますね。

私は手洗いしてからアルコール消毒だと思っていたのですが、アルコールで菌を減らしてから手を洗うという意見を聞いて、「そうなの!?」と驚きました。

実際どうなの?ということで調べてみました。

それから手洗いができないときはアルコールだけできれいになるのか、ウェットティッシュでもきれいになるのかなども一緒に調べてみました。

アルコール消毒と手洗いの順番は?

順番としてはやはり手を洗ってからアルコール消毒をするのがより衛生的です。

というか石鹸での手洗いがきちんとできていればアルコール消毒は必要ないのですが、実はやってるつもりでうまく洗えていないことが多いようです。

洗い落としきれなかった菌をアルコール消毒で落とせるので、より除菌を考えるなら手洗い+アルコール消毒が一番良いでしょう。

アルコールもたっぷりと手全体に広げるようにしないと、ついていないところは当然消毒できていませんので注意。


では、手洗いができない状況でアルコール消毒だけをするのは除菌効果があるのでしょうか?

アルコール消毒だけでは意味がない?

アルコール消毒を使えばもちろん除菌はできます。

手を洗えない場合だったら、消毒するのとしないのではしたほうが当然除菌効果はあります。

ただ、もし粘土で遊んだ後に手を洗わずにアルコール消毒だけすればいいかというとそういうわけではありませんよね。

消毒で菌はなくせても、手についた匂いや細かいゴミ、粘土のかけらのようなものは取りきれません。

そういう意味ではアルコール消毒だけすれば大丈夫というわけではないように思います。

どうすれば一番衛生的?

手洗いとウェットティッシュ、アルコール消毒を使った方法で、どれが一番衛生的か順位をつけてみました。

アルコール消毒がないという場合や手を洗えない場合など色々な状況があると思いますが、できる中で一番衛生的な方法で菌を防ぎましょう。


基本的に手洗いができればウェットティッシュはいらない
ので、まずは手洗い+消毒の場合ではこちら。

  1. 石鹸を使った手洗い→アルコール消毒
  2. 石鹸を使った手洗い
  3. 水で手洗い→アルコール消毒
  4. 水で手洗い
  5. アルコール消毒のみ

手洗いの後のタオルは布のものを何度も使うよりペーパータオルを使うほうがより衛生的です。


ウェットティッシュは除菌のものと除菌でないものの2種類で順位をつけています。

  1. 除菌ウェットティッシュ→アルコール消毒
  2. 普通のウェットティッシュ→アルコール消毒
  3. 除菌ウェットティッシュ
  4. アルコール消毒
  5. 普通のウェットティッシュ

ウェットティッシュも2,3回拭いたほうがより清潔になるので、できれば2回くらいで指先や指の間などを念入りに拭きましょう。

消毒力が強いのは純度が高いアルコールですが、全体としてやはり一番きれいになるのは石鹸を使った手洗いです。

石鹸手洗い>水洗い(念入り)> アルコール消毒> 除菌ウェットティッシュ>普通のウェットティッシュ

という順番で一番菌を落とせると思いますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

(ただし普通のウェットティッシュでも何回も拭くことで手洗いと同じくらい綺麗になる可能性はあります。)


ところで、実はほとんどの人が手を洗っても十分きれいに洗えていないということをご存知ですか?

コロナやインフルエンザ、ノロのような細菌もしっかり落とせるように少し意識すればいいだけなのですが、その意識するべき点をご紹介しておきます。

正しい手洗い、ここを重点的に!

実は正しく手洗いすると30秒間もかかるんだそうです。

手洗いに30秒って意外と長いですよね?

私も丁寧にしているつもりでせいぜい10~15秒くらいでした。

それから、意外と見落としているのが親指です!

みなさん、親指を意識して洗っていますか?

(私は洗えていませんでした!ハッとしました。)

そういえば親指の先など、泡がついただけで満足してこすってなかったような気がします…。

結構そういう方多いのではないでしょうか。

実は洗い残しが多いところが親指と指先、爪の間や爪の周り、手首です。

そして、石鹸をしっかり泡立てて30秒間よく洗いたっぷりの水で洗い流します。

手のひらは比較的しっかり洗えている人が多いので、先程上げた指先や爪などを意識して洗ってください

正しい手洗いの方法

ご存じの方も多いと思いますが、ここで正しい手洗いの仕方を載せておきます。

  1. 流水で手全体をしっかり濡らす
  2. 石鹸(ハンドソープ)をよく泡立てる
  3. 手の甲を洗う。片方の手のひらをもう片方の手の甲に重ね、指の間をこすり合わせるように洗う。(両手)
  4. 両手のひらを合わせ、指の間を洗う。
  5. 片方の親指をもう片方の手のひらで包み、回すようにして洗う。(両手)
  6. 片方の指先を片方の手の平に立てるようにしてこする。爪も立てるようにして爪の間も洗う。(両手)
  7. 手首にもしっかり泡を付けてこすり洗いする。
  8. 流水でしっかり泡を流す。
  9. 乾いたタオルやペーパータオルで拭き取る

この順番を習慣化して覚えられるようにするといいですね。

こちらのサイトがわかりやすいです。

https://family.saraya.com/tearai/index.html

おさらい

それでは今回の内容をまとめます。

アルコール消毒と手洗いの順番は、手洗い→アルコール消毒の順番がより効果的。

手洗いをせずにアルコール消毒だけするのは効果がないわけではないが、細かいゴミや汚れ、匂いなどはアルコール消毒では落とせないので、アルコールで落とせる菌しかなくならない。


一番衛生的な方法は石鹸での手洗い+アルコール消毒。

石鹸がない場合は水洗いでも念入りにやればある程度の汚れと菌は落ちる。

手を洗えない場合、ウェットティッシュでも何枚か使って2,3回しっかり拭けばある程度綺麗になる。

キレイになるのは
  1. 石鹸手洗い
  2. 水洗い(念入り)
  3. アルコール消毒
  4. 除菌ウェットティッシュ
  5. 普通のウェットティッシュ
  6. の順番

正しい手洗いの順番は

  1. 流水で手全体をしっかり濡らす
  2. 石鹸(ハンドソープ)をよく泡立てる
  3. 手の甲を洗う。片方の手のひらをもう片方の手の甲に重ね、指の間をこすり合わせるように洗う。(両手)
  4. 両手のひらを合わせ、指の間を洗う。
  5. 片方の親指をもう片方の手のひらで包み、回すようにして洗う。(両手)
  6. 片方の指先を片方の手の平に立てるようにしてこする。爪も立てるようにして爪の間も洗う。(両手)
  7. 手首にもしっかり泡を付けてこすり洗いする。
  8. 流水でしっかり泡を流す。
  9. 乾いたタオルやペーパータオルで拭き取る

コロナウイルス怖いですよね。

でも日本人は手洗いうがいの文化があるので、他の国に比べたらまだマシなのでは。

これを気にみんなが正しい手洗い消毒を覚えて、病気にかからない習慣づけができるといいですね。

https://pomponrouge.info/alchol-allergies
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専業主婦、一児の母。 きれいはもちろん、強くてかっこいい女性に憧れを抱いています。 「紅の豚」のマダムジーナみたいになりたい。
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